共栄火災、間接業務をデジタル化--経費精算の業務時間を66%削減見込む

NO BUDGET

2021-05-10 10:22

 共栄火災海上保険(共栄火災)は、間接費の管理基盤として「SAP Concur」のSaaSを導入した。

 導入したのは経費精算/管理「Concur Expense」、請求書管理「Concur Invoice」で、経費精算の業務時間を66%、請求書の処理時間を40%削減することを見込んでいる。2022年7月をめどに従業員約2600人を対象に導入予定だ。

Concur ExpenseとConcur Invoiceの導入で期待できる効果とメリット
Concur ExpenseとConcur Invoiceの導入で期待できる効果とメリット

 Concur Expenseは、法人カードや交通系ICカードなどとのデータ連携により入力業務を効率化し、モバイルアプリを使用することで、時間や場所を問わず経費精算の申請と承認が可能になる。また自動規程チェック機能による、内容突合作業の効率化も期待できる。

 Concur InvoiceはOCR(光学文字認識)を使った読み取り機能による、請求書入力業務の効率化、自動規程チェック機能による内容突合/承認作業時間の短縮が可能となる。またデジタル管理による書類の手渡し、ファイリング、倉庫保管などの業務負荷削減も期待できる。

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