SAPジャパンと福井大学工学部大学院工学研究科 産業創成工学専攻経営・技術革新工学研究室(竹本研究室)、NPO法人のエル・コミュニティは、福井県で社会データ解析とデザイン思考を活用した地域課題解決への取り組みを開始した。
これは、教員と企業などとの共同研究に学生を関与させた課題解決活動を支援する「FAA学ぶならふくい!応援事業」(福井県大学私学課)の補助を受けて実施される。
竹本研究室は、課題解決型学習(PBL)によるアントレプレナーシップ養成を活動方針としており、社会調査と統計解析による理文融合領域の研究を行っている。
今回の取り組みにおいて同研究室は、統計データなどを用いた本質的な課題の探求、デザイン思考を用いた仮説検証、福井県内でのフィールドワークの実施および地域課題解決のためのプロトタイプを作成し、課題解決の実践を目指している。
また、若者による地域づくりの企画や推進、支援を行っているエル・コミュニティは学生が提案する企画支援を行い、SAPジャパンはデザイン思考の方法論とテクノロジーの知見を提供し、課題解決を支援する。