スポーツ、アウトドア用品などの開発、販売やゴルフ場経営などを事業とするアルペン(名古屋市中区、連結従業員数3294人)は、人的資源管理(HRM)システム「POSITIVE」をグループの人事システムに採用。
まざまな申請がウェブで可能なワークフローエンジン「従業員Webサービス」などを活用しつつ、人事、給与、就業を管理するという。5月12日、提供した鈴与シンワート(港区)が発表した。
データベース(DB)が一つのため、必要な情報をいつでも効果的にピックアップ可能。項目や申請、帳票などを自由に作成できる柔軟性と拡張性もあるため、人事、人材情報を一元管理できるとしている。
多くの業務に適合できる豊富な機能群を備えつつ、企業独自要件の処理も組み込み可能。標準機能で業務効率化しながらのシステム統合ができるため、労務管理業務を効率化できるという。
また、労働法や社会保険法、税法をはじめとする最新の法改正へ継続対応。雇用や働き方などの多様性に対応できるという。
優秀な人材を囲い込みつつ、業務多様化による新たな人材の発掘と育成、その積極的な配置などを推進する人材情報DBを構築すると説明している。
POSITIVEでは、人事や給与、就業の管理、ワークフローといった基幹人事システム機能がウェブブラウザだけで動作するという。人事の諸届や目標管理、多面評価、マイナンバー申請、年末調整、勤務予定、旅費精算など、さまざまな申請業務プロセスが可能で、モバイルにも対応するという。
グループ統合の人材データベースを中核とするタレントマネジメント機能もあり、人事部門が必要とするあらゆる業務機能を網羅した統合型パッケージになると説明している。