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アリババ1~3月期、巨額罰金の影響で赤字--クラウド事業は成長減速も37%増収

Natalie Gagliordi (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部

2021-05-14 12:10

 阿里巴巴(アリババ)は2021年1~3月期、営業損失を計上した。同社は4月、独占禁止法に違反したとして、中国の規制当局から180億元(約3000億円)という巨額の罰金を課せられた。

 罰金を除いて、同社の業績は明暗入り混じるものとなった。クラウド事業は、インターネット業界の主要なクラウド顧客を失ったことなどから、成長が鈍化した。クラウドコンピューティング事業の売上高は、前年同期比で37%増加して、25億8000万ドルに達した。

 アリババは失った顧客の企業名を明らかにしなかったが、中国国外で大きなプレゼンスがあり、過去に同社の海外向けクラウドサービスを利用していたという。同社は、その顧客が「製品とは無関係な要件を理由に、国際事業におけるビジネス関係を終了することを決定した」としている。

 1~3月期の売上高は前年同期比64%増の286億ドル、非GAAPベースの1株当たり利益は1.58ドルだった。アナリストは売上高を278億ドル、1株当たり利益を1.79ドルと予想していた。純損失は8億3600万ドル、営業損失は11億7000万ドルだった。

 クラウドを除く売上高は、大部分が小売および卸売のEコマースや物流サービスを含む、コマース事業によるものだ。中心となるコマース事業の売上高は、前年同期比72%増の250億ドルに達した。また、物流事業の菜鳥網絡(ツァイニャオ:Cainiao)は前年同期比101%の成長を遂げた。

 アリババの会長兼最高経営責任者(CEO)Daniel Zhang氏は声明で、「当会計年度にアリババエコシステムの流通総額(GMV)が、1兆2000億ドルを記録するなど、当社の事業全体は健全な土台をベースに力強い成長をみせている。こうした成果は、当社が消費者とマーチャントに提供している、明確なバリュープロポジションによって実現できた。中国の消費経済は、生活と仕事のあらゆる側面で加速しているデジタル化の恩恵を受けており、当社はその成長に、引き続き大きな期待を感じている」(同氏)

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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