旭化成は、経費精算管理クラウドサービスの「Concur Expense」と出張管理クラウドサービスの「Concur Travel」を含むSAP Concurソリューションを導入した。
同時に、導入したデジタルツールの利用状況を可視化し、ツールの操作ガイダンスなども設定できるデジタルアダプションプラットフォームの「WalkMe」も導入した。4月から従業員約2万8000人規模で利用しており、間接業務領域におけるグループ共通プラットフォーム構築を目指す。
SAP Concurソリューションの導入で、法人カードや交通系ICカード、QRコード決済アプリなどとのデータ連携による入力業務の効率化や、モバイルアプリによる自宅から経費申請や承認、自動規程チェック機能によ、入力不備や不正の自動検知が可能になる。
WalkMeの全体像
また、WalkMeの導入によりデジタルトランスフォーメーションを加速でき、ソフトウェア投資の価値をより一層高めるために、測定、推進、アクションを可能にする。同プラットフォームはコードフリーで、組織のニーズに合わせてカスタマイズすることが可能だ。