NTTデータは5月24日、地銀共同センターに参加する13の地方銀行の行員約2万5000人を対象としてデジタルスキル向上を図るナレッジサイト「B-Digital Interaction Square」を開設した。地域デジタルトランスフォーメーション（DX）へ貢献する人材育成を支援する。
同サイトでは、行員の知識レベルに合わせていつでも視聴、閲覧可能な100以上のデジタル関連の動画や資料のコンテンツを提供する。同社は、参加行のシステム部門の行員向けには「ITマネジメント研修」を約10年間実施しているが、今回は全行員向けという点で日本初の試みという。
例えば、入門編の主な内容は、AI（人工知能）の概念紹介、金融機関のチャネル戦略革新、情報銀行のトレンド、デジタルバンク動向、With/Afterコロナ勉強会、NTTデータの顧客事例紹介、クラウドサービスと技術の概要となっている。
今後はコンテンツを増やし、銀行の取引先支援（企業PR）や地銀共同センター参加銀行合同イベントツールとしての活用なども検討していく。
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