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Microsoft Build

マイクロソフト「Azure Arc」でAzureのアプリケーションサービスが利用可能に

Mary Jo Foley (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部

2021-05-26 13:59

 Microsoftは、「Azure」サービスを他のクラウドやオンプレミス、そしてKubernetesクラスター上でも実行できるようにする作業を着実に進めている。同社は、オンラインで開催されている開発者向けカンファレンス「Build 2021」の初日に、「Azure Arc」にAzureのアプリケーションサービスを利用できる機能を追加したことを明らかにした。また、Azureの人工知能(AI)サービス群をまとめた新たなブランド「Azure Applied AI Services」が発表され、幾つかの新機能が追加された。

 Microsoftがハイブリッドクラウドを一元的に管理できるAzureの管理プレーンである「Azure Arc」を発表したのは2019年のことだ。

 同社は今回、Azure ArcでAzureのアプリケーションサービスを利用できる機能を追加した。現時点では、「App Service」「Functions」「Logic Apps」「API Management」「Event Grid」をプレビュー版として利用できる。これによって、これらのサービスをオンプレミス、マルチクラウド、エッジ環境、およびKubernetesクラスターで実行できるようになる。同社によれば、Azure Arcで接続されたCNCF(Cloud Native Computing Foundation)準拠のKubernetesクラスターであれば、どのクラスターでもこれらのAzureサービスのデプロイメントターゲットにすることができるという。

 またMicrosoftは、Azureの多くのAIサービスを「Azure Applied AI Services」と呼ばれる新たなブランドで1つにまとめることを明らかにした。Azure Applied AI Servicesに含まれるサービスには、「Azure Bot Service」「Azure Metrics Advisor」「Azure Video Analyzer」「Azure Cognitive Search」「Azure Form Recognizer」「Azure Immersive Reader」がある。Azure Applied AI Servicesは、これらのサービスをベースに、自分の会社に合わせたAIソリューションを構築したい顧客向けの製品になる。

 「Azure Communications Services」(ACS)にも新機能が追加された。ACSは、MicrosoftがTeamsで使用している音声、動画、チャット、メッセージングなどの機能を顧客やパートナーにも提供するソリューションだ。ACSには、新たな機能としてUIライブラリー(プレビュー版で既に利用可能)、通話の録音(6月にプレビュー版で提供開始)、ダイレクトルーティング(開発したアプリと既存の電話システムや公衆電話網と仮想的に接続する機能、6月にプレビュー版で提供開始)、TURN(Transversal Using Relays around NAT)プロトコルへの対応(プレビュー版で既に利用可能)、Windows UMP用の通話ソフトウェア開発キット(プレビュー版で既に利用可能)が追加される。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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