編集部からのお知らせ
記事まとめ「サードパーティークッキー問題」公開
記事まとめ読み:GIGAスクール
日本株展望

成長株投資入門(その3):買いシグナルで買ったのに下がった時はどうする?

ZDNet Japan Staff

2021-05-27 08:45

 本記事は楽天証券が提供する「トウシル」の「TOP 3分でわかる!今日の投資戦略」からの転載です。

今日のポイント

  1. まずクイズです
  2. 100%当たる売買シグナルはない
  3. 買いシグナルで買ったら、下がってしまった!
  4. 再び強調、「テンバガー狙うならチャートを見よ」

 これら4点について、楽天証券経済研究所 チーフ・ストラテジスト 窪田真之氏の見解を紹介する。

 今日は、5月13日「成長株投資入門(その1)」、5月20日「成長株投資入門(その2)」の続きになる。その1、その2でお伝えしたかったことは、成長株投資で失敗した時の「損切り」の重要性だ。失敗銘柄からきちんと逃げられることが、大当たり銘柄で利益を伸ばしていくために必要と力説した。失敗銘柄ということが明らかになってから損切りしたのでは手遅れである。失敗かどうかはっきり分からないうちに、チャートで売りシグナルが出たら、とりあえず売ってみるということだ。そのためには、チャートの見方を知っておく必要がある。今日は、チャートの読み方の初歩を解説する。

まず、クイズです

 いろいろ解説する前に、まずいきなりクイズを解いてほしい。

<クイズ>以下のA社チャートは、売り・買い、どっち?

注:筆者作成
注:筆者作成

 筆者は、2013年まで25年間、日本株ファンドマネージャーをやってきた。その大部分が、年金や投資信託での長期投資だった。2~3年の運用期間を想定し、投資価値を高めていく銘柄の選別に注力していた。

 ただし、筆者のファンドマネージャー経験の中で、銘柄選別なんか一生懸命やっても意味がない時期があった。1990年代前半だ。バブル崩壊後の日本では、何を買っても下がるのが当たり前だった。その頃の筆者は、銘柄選別より日経平均先物やオプションの売買に熱中していた。先物やオプションの短期売買しか、安定的に利益を積み上げていく方法はなかった。

 先物の短期売買で重要なのはテクニカル分析である。チャートや出来高の変化を見ながら、投機筋の買いポジションや売りポジションがどう変動していくか、1日中考えていた。筆者は、オプション取引は得したり損したりであまりうまくいかなかったが、先物の短期売買では、安定して利益を稼ぎ続けることができた。

 今日、お伝えしたいことは、売買シグナルの意味と使い方になる。

 さて、冒頭のクイズの答えですが「買い」が正解だ。A社チャートは「二番底」(英語では、ダブルボトムといいます)という買いパターンになっている。直近の高値を抜けて、ここから上昇に弾みがつきそうだ。

 売買高が急増していることも重要。何か好材料が出て、積極的に買ってきている投資家がいると考えられる。株価が下がってきている時の売買高より、今の売買高の方が大きいので、ここから戻り売りをこなして上値を追っていく可能性が高いと考える。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

特集

CIO

モバイル

セキュリティ

スペシャル

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. 運用管理

    最先端のデータサイエンティストでいるための5つのヒント—AIによる高度化でデータの達人であり続ける

  2. ビジネスアプリケーション

    経理部門 554人に聞いた「新しい経理部門の働き方」 その実現に向けた具体的な行動指針を解説

  3. セキュリティ

    パンデミックに乗じたサイバー攻撃に屈しない 最新の脅威分析レポートに見る攻撃パターンと対応策

  4. 運用管理

    DX時代にIBM i は継続利用できるのか? モダナイゼーション実施で考えておくべき5つの視点

  5. セキュリティ

    サイバー攻撃でPCに何が起きている? サイバーディフェンス研究所の名和氏が語るフォレンジックのいま

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]