1回のツアーは最長90分を想定しているため、ファイルサイズは1.5GB以内に納めなければならない。また、トライアルサービスでは最大5回(1カ月内)のツアー開催や同時参加者数は50人程度といった制限がありつつも、PCやスマートフォンで気軽に利用できるとしている。
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現時点のXR Campusツアーはアルファ版に相当するため、個別のテキストチャットや音声チャットは未実装。いずれも参加者全員に対して発せられる。アバターも6色から選択するなど制限は多いものの、自社運営サービスと組み合わせた可能性を探る意味では十分だろう。
ビジネス展開について加藤氏は「現時点で不明だが、とあるレポートによればXR市場は数百億円規模の継続的成長を遂げる」と述べつつ、同サービスが新規事業開拓の一環であると説明した。また、東京大学 先端科学技術研究センター 稲見昌彦氏と遠隔コミュニケーションの社会実装に向けた共同研究、2025年開催を目標にしている2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)を見据えたXR体験提供を検討中だ。
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