オークションなどを事業とするオークネット(港区、従業員数821人)は、専門知識不要で動画を作成、活用できるという「Panopto(パノプト)」を採用。動画の活用を促進させるという。6月9日、導入を支援したアシスト(千代田区)が発表した。
マーケティングを中心に積極的に動画を活用するオークネットでは、動画数増に伴い、管理用ファイルサーバーの容量が逼迫していたという。
大量の動画の中から目的の動画を探すことも困難だったとしている。
アシストが提供するPanoptoの価値検証(Proof of Value)プログラムを実施し、課題を解決できると判断。
動画の一元管理でアクセス制御、セキュリティ担保といった管理工数削減もできるとしている。
社内でのノウハウ共有促進も狙うという。マニュアルや社内勉強会、説明会、FAQなどを動画化し、対応工数の削減、正確な情報伝達を推進すると説明。
社内のコミュニケーション基盤として活用し、誰でも簡単に動画を作成、共有できる文化を醸成するという。聞き手を時間的拘束から解放できる働き方を目指すとしている。
Panoptoは、ビデオコンテンツの管理、レコーディング、視聴統計などができる動画管理プラットフォーム。
クラウド型のオブジェクトストレージサービス「Amazon Simple Storage Service(Amazon S3)」に保存し、コンテンツ配信ネットワーク(CDN)サービス「Amazon CloudFront」で配信するという。
音声からのキャプション自動作成、資料中の文字を含めた検索などが可能。SaaS型社内SNSツール「Salesforce Chatter」、ウェブ動画サービス「Zoom」などとの連携もできるとしている。

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