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「お客さまの変革に貢献する真のパートナー」を目指す--デルが国内事業戦略

渡邉利和

2021-06-14 11:10

 デル・テクノロジーズは6月10日に記者会見し、国内の事業戦略を明らかにするとともに、5月にオンラインで開催された年次イベント「Dell Technologies World 2021」のポイントを紹介した。

デル・テクノロジーズ 代表取締役社長の大塚俊彦氏
デル・テクノロジーズ 代表取締役社長の大塚俊彦氏

 代表取締役社長の大塚俊彦氏は、グローバルにおける2022会計年度第1四半期(4月30日締め)の業績を紹介した。「売上/利益ともに前年比で2桁成長」を達成しており、第1四半期としては「売上/営業利益ともに過去最高」を記録している。分野別で見ると、CSG(Client Solutions Group:主にPC)の売り上げが前年比20%増なのに対し、ISG(Infrastructure Solutions Group:サーバー/ストレージ/ネットワークなどのインフラ関連製品)の売り上げは5%増で、コロナ禍の影響が続く中、リモートワークなどの需要でPCの売り上げが増えるなどの影響が継続していることがうかがえる。

Dell Technologiesの2022会計年度第1四半期の業績。PCの売り上げが目覚ましく伸びるなど、コロナ禍の影響がプラスに作用している状況だ
Dell Technologiesの2022会計年度第1四半期の業績。PCの売り上げが目覚ましく伸びるなど、コロナ禍の影響がプラスに作用している状況だ

 続いて、同氏はユーザー企業を対象とした調査「2020:Dell Technologies Index」の結果から、今後1~3年における投資対象エリアを改めて紹介した。日本とグローバルで多少の違いはあるものの、同社としてはこれらをカバーする「6つの成長領域」として「5G(第5世代移動体通信システム)」「Edge(エッジ)」「Deta Management(データ管理)」「Hybrid Cloud(ハイブリッドクラウド)」「AI/ML(人工知能/機械学習)」「Security(セキュリティ)」にグローバルで戦略的な取り組んでいくとした。

同社調査による、日本とグローバルの企業の投資対象エリアのランキング上位と同社が戦略的に取り組む「6つの成長領域」
同社調査による、日本とグローバルの企業の投資対象エリアのランキング上位と同社が戦略的に取り組む「6つの成長領域」

 また、日本の重点戦略として「お客さまの変革に貢献する真のパートナーに」を目標として掲げる点は変わらず、その下で具体的な3本柱として「Lead Now」「Lead Future」「Lead Ourselves」に取り組むという。

 Lead Nowは、「お客さまが現在推進しているデジタル変革に対して、われわれのアセット/人材をフル活用して『戦略的トランスフォーメーション』を推進し、経営力強化に貢献していく」という“現在”の取り組みだ。

 一方、Lead Futureは将来を見据えた「新しい価値創造の追求」であり、Dell Technologies World 2021でも具体的な取り組みが発表されたas-a-Serviceモデルの新事業「APEX」や、前述の6つの成長領域に向けた戦略投資などが含まれる。

 また、Lead Ourselvesは自社の働き方改革などの変革を推し進めていくという取り組みになる。さらに、「Moonshot Goals 2030」としてグローバルで社会貢献目標も掲げているという。

日本の重点戦略
日本の重点戦略

 最高技術責任者の黒田晴彦氏は、Dell Technologies World 2021のポイントを説明。まず、米Dell Technologies 会長兼最高経営責任者(CEO)Michael Dell氏の「(この1年は)大変な1年だったが人類は多くのことを学び、多くのことを成し遂げてきた。そして世界は『しなやかな強さ』を示した」というメッセージを紹介し、基調講演の内容をダイジェストで紹介するとともにAPEXなどの発表内容の概要を解説した。

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