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日本株展望

日経平均3万円でも割安、令和の日本株がさらに飛躍すると予想する理由

ZDNet Japan Staff

2021-06-15 09:42

 本記事は楽天証券が提供する「トウシル」の「TOP 3分でわかる!今日の投資戦略」からの転載です。

今日のポイント

  1. 利益を無視して夢だけで株を買い上げるのがバブル
  2. バブル崩壊から始まった「平成」
  3. 構造改革の成果が結実し、復活が始まる
  4. 令和でコロナショックに見舞われたが、コロナ収束すれば「飛躍の10年」に
  5. NISAで利回り5%を稼ぐ高配当投資術

 これら5点について、楽天証券経済研究所 チーフ・ストラテジスト 窪田真之氏の見解を紹介する。

 日経平均は2万9000円前後でやや膠着(こうちゃく)している。一時3万円を超えてから、「これはバブルだ、いつか来た道だ」と声高に警鐘を鳴らす人が出てきている。今の日本株は割安で、かつて経験したバブルには全く当てはまらないと筆者は考えている。

 日経平均がここまで上昇したのは、日本株の投資価値が高まったことを受けた当然の結果と思う。バブル崩壊に苦しんだ1990年代と比較すると、財務内容が大幅に改善、利益は大幅に増加、配当金も増加した。

 日経平均上昇は「バブル」ではなく、投資価値上昇を評価した「普通の株高」と考えている。

利益を無視して、夢だけで株を買い上げるのがバブル

 日本株は1980年代後半にバブルを、1990年以降バブル崩壊を経験した。

日経平均(年次推移):1973年~2021年(6月14日)

出所:グラフは日経平均株価、予想PERは東証一部平均。楽天証券経済研究所が作成
出所:グラフは日経平均株価、予想PERは東証一部平均。楽天証券経済研究所が作成

 1973年当時、日経平均は5000円前後だった。東証一部のPERは約13倍だった。この時の日本株は「割安」だった。

 ところがその後、日経平均はどんどん上がり続け、1989年(平成元年)末には3万8915円の史上最高値をつけた。この時、東証一部のPERは約60倍まで上昇し、10~20倍が妥当と考える世界の常識をはるかに超えた「バブル」となった。

 バブルは平成に入ってから崩壊した(平成元年=1989年)。ただし、「平成の構造改革」で復活した日本株は2009年以降、再び上昇トレンドに戻った。今、東証一部の予想PERは約16倍に低下し、妥当水準と考えられる10~20倍の範囲に戻った。

 利益で説明できる「実力」によって、日経平均3万円前後に戻ったといえる。30年前にバブルだった日本株も、今は財務内容や収益力で説明できる水準となった。

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