Hewlett Packard Enterprise(HPE)は米国時間6月21日、オープンソースの機械学習(ML)トレーニングプラットフォームを手がける新興企業Determined AIを買収したと発表した。Determined AIのプラットフォームはMLモデルの訓練を加速させる。
Determined AIのコンポーネント
HPEは、Determined AIのテクノロジーを自社の人工知能(AI)やハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)のポートフォリオに統合するとしている。
買収条件は明らかにされていない。
HPEによると、企業がモデルを迅速に構築し、ベースとなるインフラに煩わされることなくビジネスの価値を提供できるよう支援する上で、Determined AIのプラットフォームが有用となる。HPEは「アズ・ア・サービス」モデルに移行し、「Greenlake」プラットフォームを利用してインフラをスケールさせてしている。
Determined AIのプラットフォームにより、オンプレミスやクラウドといった環境を問わず、ワークステーションやAIクラスターのセットアップや構成、管理が容易になる。インフラの抽象化とその最適化により、Determinied AIはモデルの訓練速度の向上を目指している。同社は2017年に創業した。サンフランシスコを拠点としている。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。