HPE、オープンソースの機械学習訓練プラットフォーム手がけるDetermined AIを買収

Larry Dignan (ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部

2021-06-22 11:34

 Hewlett Packard Enterprise(HPE)は米国時間6月21日、オープンソースの機械学習(ML)トレーニングプラットフォームを手がける新興企業Determined AIを買収したと発表した。Determined AIのプラットフォームはMLモデルの訓練を加速させる。

Determined AIのコンポーネント
 Determined AIのコンポーネント

 HPEは、Determined AIのテクノロジーを自社の人工知能(AI)やハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)のポートフォリオに統合するとしている。

 買収条件は明らかにされていない。

 HPEによると、企業がモデルを迅速に構築し、ベースとなるインフラに煩わされることなくビジネスの価値を提供できるよう支援する上で、Determined AIのプラットフォームが有用となる。HPEは「アズ・ア・サービス」モデルに移行し、「Greenlake」プラットフォームを利用してインフラをスケールさせてしている。

 Determined AIのプラットフォームにより、オンプレミスやクラウドといった環境を問わず、ワークステーションやAIクラスターのセットアップや構成、管理が容易になる。インフラの抽象化とその最適化により、Determinied AIはモデルの訓練速度の向上を目指している。同社は2017年に創業した。サンフランシスコを拠点としている。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]