組込ソフトやウェブシステムの受託開発を事業とするツーエス・テクノロジーズ(名古屋市西区、従業員数8人)は、クラウド型統合基幹業務システム(ERP)「ZAC」を導入。勤怠やプロジェクトの管理と、データを分析できる体制を構築したという。6月23日、サービスを提供するオロ(目黒区)が発表した。
残業や有給管理を効率化すべく、勤怠管理システムの導入を検討。また、案件別の細かい収支の把握、データの分析への活用なども検討していたという。
ZACは休暇取得や残業などの電子申請機能を標準搭載しており、社員の労務状況をタイムリーに把握可能。
各案件には売り上げ、直接労務費、経費といった複数原価を紐づけでき、案件の一元管理、収支の可視化ができるとしている。
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アウトプット機能を活用すれば、事業セグメントやクライアント、部門別といったさまざまな切り口のレポートをワンクリックで出力可能。経営経営判断に必要な情報をより迅速に収集できるという。ビジネスインテリジェンス(BI)ツールを標準搭載し、グラフによる視覚的な把握もできると説明している。
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オロは、2019年8月から提供するZACのほか、オリジナルのパラメーター追加などで機能を追加、改修できるクラウド型ERP「ZAC Enterprise」を提供している。
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