レーシングチームのMcLaren Racingは、ブロックチェーン「Tezos」を用いて自動車レースやEスポーツにまたがるファン体験を中心とした非代替トークン(NFT)基盤を構築する。
McLaren Racingは、ニュージーランドのレーシングドライバーであるブルース・マクラーレンによって1963年に設立された。1966年に初めてF1レースに参戦して以来、ワールドチャンピオンシップを20回、グランプリ優勝を180回以上獲得している。また、ル・マン24時間レースやインディアナポリス500にも参戦している。
NFTは偽造ができない、鑑定/所有証明書付きのデジタルデータのことで、ブロックチェーンの仕組みを利用して「本物であること」を担保する。
Tezosについて、McLaren Racingは従来のProof of Workを採用しているブロックチェーンとは異なり、ネットワークの安全性を確保するために必要となるエネルギーを200万分の1にまで抑えることができると評価している。