マイクロソフト、「Windows 11」を発表--デザイン一新、Androidアプリも動作可能に

坂本純子 (編集部)

2021-06-25 02:27

 Microsoftは6月24日、次世代のWindowsについて紹介するイベント「What's Next for Windows」を開催し、「Windows 11」を発表した。2021年後半にリリース予定だ。Windows 10からは無償でアップデートできる。なお、6月28日週からWindows Insiderプログラムで早期ビルドを配信開始する予定。

 Windows 11は、スタートメニュー、ホーム画面などを一新。シンプルなデザインにするとともに、新たに用意されたウィジェットでニュースや株価、エンターテインメント情報などにアクセスしやすくしている。

新たなウィジェット
新たなウィジェット

 また、Microsoft TeamsをWindows 11に組み込み、デスクトップからコンタクトを簡単にとれるようにした。

Microsoft TeamsをWindows 11に組み込んだ
Microsoft TeamsをWindows 11に組み込んだ

 このほか、AndroidアプリをWindowsに導入することを発表。発表会では、Windows 11上でTikTokが動作するデモを披露した。

Windows 11上でTikTokが動作するデモ
Windows 11上でTikTokが動作するデモ

 Amazonとのパートナーシップにより、AndroidアプリとゲームのカタログをWindowsに導入。Microsoft Storeを一新し、Microsoft StoreでAndroidアプリを探したりAmazon Appstoreからダウンロードしたりできるようになる。

Amazonとのパートナーシップにより実現
Amazonとのパートナーシップにより実現

 なお、Windows 11が動作するシステムの最小要件は、1GHz以上で2つ以上のコアを有する64bitCPUまたはSoC、RAM4GB、ストレージ64GB、9インチ以上、HD解像度 (720p)のディスプレイなど。また、ウェブサイトでは、現在使用しているPCがWindows 11を動作するために必要な要件を満たしているかどうかをチェックできるアプリも公開中だ。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    2025年はクラウドを標的にする攻撃が増加!?調査レポートに見る、今後警戒すべき攻撃トレンド

  2. セキュリティ

    従来型のセキュリティでは太刀打ちできない「生成AIによるサイバー攻撃」撃退法のススメ

  3. セキュリティ

    Microsoft Copilot for Security--DXをまい進する三井物産が選んだ理由

  4. 経営

    プロが教える“使える業務マニュアル”--作成・運用を実現する3つのポイント

  5. ビジネスアプリケーション

    業務マニュアル作成の課題を一気に解決へ─AIが実現する確認と修正だけで完了する新たなアプローチ

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]