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日本株展望

米国株は調整モードを抜け出るか?--マクロ金利見通しで占う投資戦略

ZDNet Japan Staff

2021-06-25 13:29

 本記事は楽天証券が提供する「トウシル」の「TOP 3分でわかる!今日の投資戦略」からの転載です。

今日のポイント

  1. 米国株はFOMCショックから立ち直るか
  2. FRBが主張する「インフレ圧力は一過性」の真偽は
  3. 米・長短金利は低水準で「順イールド」を続ける

 これら3点について、楽天証券経済研究所チーフグローバルストラテジストの香川睦氏の見解を紹介する。

米国株はFOMCショックから立ち直るか

 米国株式は先週から上値が重くなった。FRB(米連邦準備制度理事会)のパウエル議長は、15~16日のFOMC(米連邦公開市場委員会)直後の記者会見で「経済情勢の進ちょくを議論した」とした上で、テーパリング(量的緩和の縮小開始)について具体的議論に入る考えを示唆した。

 2013年5月22日に当時のバーナンキFRB議長がテーパリングを示唆したことで動揺が広がった「テーパータントラム(かんしゃく)」を想起させた。

 また、FOMCが公開したドットチャート(FOMC参加者による政策金利見通し)が2023年のゼロ金利解除(利上げ開始)を示唆したことや、セントルイス連銀のブラード総裁が「インフレが加速すれば2022年にも最初の利上げをするだろう」とタカ派的な発言をしたことも株安要因となった。

 ただ、債券市場で長期金利は上昇せず、今週になってナスダック総合指数やナスダック100指数は連日で過去最高値を更新し、ハイテクなどグロース株の反発基調が米国株式全体を支えている。

 図表1は、米国の「恐怖指数」(VIX)とS&P500指数の推移を示したものだ。恐怖指数は18日に20ポイントを上回った後は落ち着き、S&P500指数は「50日移動平均線」を下値のめどにして金融政策を巡る思惑を消化しつつあるようだ。

 パウエル議長は慎重に市場と対話を続けながら、将来の政策変更見通しを徐々に織り込ませたいと見られる。

<図表1:米国株は金融政策を巡る思惑を消化しつつある>

(出所)Bloombergより楽天証券経済研究所作成(2020年末~2021年6月23日)
(出所)Bloombergより楽天証券経済研究所作成(2020年末~2021年6月23日)

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