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日本株展望

高配当利回り株で資産形成:次の景気後退はいつか?どう乗り切るか?(その1)

ZDNet Japan Staff

2021-06-30 12:03

 本記事は楽天証券が提供する「トウシル」の「TOP 3分でわかる!今日の投資戦略」からの転載です。

今日のポイント

  1. 株で資産形成:景気悪化をどう乗り切るかが鍵
  2. 循環的な景気悪化局面で「バブル崩壊」の声が出る
  3. 内閣府が認定していない「事実上の短期景気後退」はたくさんある
  4. 次の景気減速・失速はいつか?

 これら4点について、楽天証券経済研究所 チーフ・ストラテジスト 窪田真之氏の見解を紹介する。

株で資産形成:景気悪化をどう乗り切るかが鍵

 このコラムで筆者は、「日本株は割安、日本の高配当利回り株に投資することが長期的な資産形成に寄与する」と申し上げている。ただ、1つ注意しなければならないことがある。

 株は、短期的に急落・急騰を繰り返すことだ。景気が減速・悪化する時には、大きく下がる。日経平均株価のボラティリティー(1標準偏差で変動する値幅)は20%くらいあるので、日経平均インデックスファンドを買って下げ局面に当たれば、20%くらい下げることは、よくあることである。全財産を突っ込んで過剰なリスクを取った時、いきなり20%も値下がりしたら大変だ。そうならないように、きちんとやらなければならないのが「リスク管理」である。

 株が大きく下がる局面は、おおざっぱに言って2つある。1つは、循環的な景気悪化局面だ。もう1つは、バブル崩壊だ。株が下がり始めた時、どちらに当たるかによって、対処方法が異なる。

 循環的な景気悪化なら、少しリスクを落とす(株の保有を減らす)ことを検討しても良いのだが、あまり過度にリスクを落とすべきではない。キャッシュを持ち過ぎた状況で、次の景気回復を織り込む株高に乗りそこなうと、機会損失が極めて大きくなるからだ。

 景気は循環する。いつまでも好景気が続くことはない。いつか必ず悪化局面が来る。ただし、いつまでも悪化が続くこともない。必ず回復局面が来る。したがって、株式投資では景気拡大局面で過度に楽観的にならず、景気悪化局面で過度に悲観的にならないことが大切である。

 そうは言っても、バブル崩壊で株価が下げ始めた時は、全く話が別である。「三十六計、逃げるにしかず」。益出し、損切りにかかわらず、株は売るべきだ。株の保有を大幅に減らして、バブル崩壊が終わるのを待つしかない。

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