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次世代ビジネスアプリケーションの鍵となる"コンポーザブル"やローコード

Vala Afshar (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 村上雅章 野崎裕子

2021-07-15 06:30

 「ニューノーマル」の先にある未来を見据えようとすると、われわれは摩擦のない極めてパーソナライズされたまったく新しいデジタルエクスペリエンスの時代にいることが明らかになる。未来に登場する次世代の業務アプリは、スケーラブルでコンポーザブル、コネクテッドであり、機械学習(ML)を活用したものになるだろう。これらの次世代アプリケーションは、音声機能と動画機能を統合し、迅速な開発と配備、そして特定業界の要求に基づいて最適化された統合プラットフォームモデルを用いたものとなる。脱中央集権化されたデジタル経済で最も重要な要素は、スピードとパーソナライゼーション、インテリジェンスだ。

スケーラブルでコンポーザブル、コネクテッドで業界に特化したアプリケーション

 Gartnerの定義によると、コンポーザブルなビジネスとは交換可能なビルディングブロックで組織を作り出すことだ。次世代の業務アプリケーションも、交換可能なブロックから作り出されなければならない。またGartnerによると、コンポーザブルなビジネスという考え方は4つの基本原則に従って運用されるという。それらは(1)発見(ディスカバリー)を通じたさらなるスピードの追求、(2)モジュール化を通じたアジリティーの向上、(3)オーケストレーションを通じたリーダーシップの強化、(4)自律性を通じたレジリエンシーの実現だ。

 以下は、Gartnerの定義する、コンポーザブルなビジネスに向けた3つのビルディングブロックだ。

  1. コンポーザブルシンキング:これにより創造性が保たれる。すべてはコンポーザブルだ。ディスカバリーやモジュール化、オーケストレーション、自律性という基本原則とコンポーザブルシンキングを組み合わせた場合には、何をいつコンポーズするのかというコンセプトに向けたアプローチを導き出せるようになるはずだ。
  2. コンポーザブルビジネスアーキテクチャー:これにより柔軟性と回復力に優れた組織を構築することが可能になる。その鍵は構造と目的にある。これらは業務の組み立てを構成する上でのメカニズムとして利用できる、構造化に向けた能力といえる。
  3. コンポーザブルテクノロジー:これは現在の、そして未来のツールだ。こういったテクノロジーはあらゆるものをまとめ上げるためのパーツであるとともに、パズルのピースといえる。上記の4つの基本原則は、コンポーザビリティーという考え方をサポートするテクノロジー機能の原動力となるプロダクトデザインのゴールだ。

Gartnerによると、コンポーザブルビジネスを構成する3つのビルディングブロックは、コンポーザブルシンキングと、コンポーザブルビジネスアーキテクチャー、コンポーザブルテクノロジーだという。

 次世代の業務アプリケーションは、コンポーザブルかつコネクテッドなものとなる。スケーラビリティーやセキュリティ、統合を必要とする次世代アプリケーション(MLやディープラーニング(DL)、自然言語処理(NLP)、コンピュータービジョンといった人工知能(AI)テクノロジーを活用した音声アプリや動画アプリ、業界に特化したアプリなど)の開発は、IT組織にとってかつてないほど難しいものとなっている。

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