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小田急、地域コミュニティー向けアプリの分析にOracle Cloud Infrastructureを採用

NO BUDGET

2021-07-07 06:00

 小田急電鉄は、沿線の地域コミュニティー活性化を目的にしたスマートフォンアプリ「KYOUDOKO(キョウドコ)」の分析基盤を「Oracle Analytics Cloud」「Oracle Database Cloud Service」を含む「Oracle Cloud Infrastructure(OCI)」で構築した。OCIの活用ででインフラ構築期間を短縮し、3カ月の短期間で完了できた。

 Oracle Analytics Cloudは、インタラクティブなダッシュボードの構築、オンラインレポート、高度な分析、予測のための機械学習アルゴリズムなどの機能を提供する。同システムの開発では、仮説を元にした新たな要件に合わせて柔軟に表現形態や表示するデータ項目を切り替えながら、ユーザー目線でのダッシュボード開発をアジャイルに行えたという。また、Oracle Database Cloud Serviceでは、潜在顧客の分析など一部のAI(人工知能)機能の実装に利用した。

 KYOUDOKOは小田急電鉄と小田急エージェンシーが、ジョージ・アンド・ショーンと共同で開発したアプリで、街に愛着を持つ飲食店の店主などが情報発信者となり、リアルタイムに提供したい「キョウドコ情報」をユーザーに発信できる。

 ユーザーは、地域店舗のタイムリーな情報を地図上で簡単に見つけることができるほか、店舗ごとに常連(お気に入り)登録をすることで、アプリを介して店主を交えた常連同士の情報交換が行える。2020年2月から小田急線経堂駅周辺エリアで実証を行っており、現在は49店舗、約2000人が利用している。

 小田急電鉄は、OCIで構築した分析基盤を活用し、来店誘導や住民の地域へのさらなる満足度向上を図る。この分析基盤は、一般的な顧客分析に限らず、「ファンとなり得る潜在顧客がどの程度存在しているか」や「ファンとなってフォローしてくれた顧客とのコミュニケーションを適切に活性化できているか」「店舗ファンの間で会話されている最近の重要なキーワードは何か」などを分析できる。

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