神奈川県を中心に進学塾などを265教室展開する湘南ゼミナール(横浜市西区、従業員数905人)は、SNSなどの店舗情報を管理できる「MEOチェキ for 複数店舗」を採用。
「Googleマップ」を管理する「Googleマイビジネス」の運用負荷を軽減し、第三者による更新、改ざんを防止しているという。7月8日、トライハッチ(中野区)が発表した。
Googleマップの各校舎やキャンペーン情報を一つずつ更新しており、管理コストを課題としていたという。
校舎名が誰かに書き換えられることもあり、防止策を探していたとしている。
情報の書換防止を絶対条件に、Googleマイビジネスの管理ツールを選定。情報の改ざん防止を唯一ポイントに打ち出していた地図エンジン最適化(Map Engine Optimization:MEO)ツールとなる、MEOチェキ for 複数店舗を採用したという。悪質な情報改ざんの防止と、通知による早期発見ができるとしている。
複数店舗の「投稿」「写真」「営業時間」「メニュー」をあらかじめグルーピングすれば、Googleマイビジネスや「Yahoo!プレイス」「Facebook」などへ一括登録可能。編集や予約登録もできるという。
口コミはネガティブかポジティブかを自動判定可能で、自動返信も設定できるとしている。
Googleマイビジネスの多店舗のインサイトデータや順位状況、口コミデータなどは一覧化可能。店舗別のGoogleマイビジネス活用状況が一目で把握でき、横断しての比較や管理、順位やインサイトデータのPDFレポート出力などができるという。競合となるGoogleマイビジネスアカウントとの比較もできるとしている。
SNSやほかのウェブサイトなどでどれだけ話題になったかという“サイテーション”も分析可能。管理コストを削減、顧客の声を把握し、サービスの品質を改善するという。