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「Windows 11」について今知っておきたいすべてのこと - (page 2)

Ed Bott (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 村上雅章 野崎裕子 編集部

2021-07-21 06:30

Windowsの機能アップデートの頻度は?

 Windows 11時代に到来する最も重要な変化は、ソフトウェアとはまったく関係がない。Microsoftがサービススケジュールと呼ぶものに目を向けると、Windows 10で年2回の頻度でリリースされていた機能アップデートが、Windows 11では年に1回になるという。

 サポートカレンダー(MicrosoftがWindowsのライフサイクルと呼ぶもの)も姿を消し、「Home」と「Pro」「Pro for Workstations」「Pro Education」のエディションで、現行の18カ月間ではなく24カ月間のサポートが提供される。また法人環境や教育環境のIT担当者であれば、「Enterprise」と「Education」のエディションで36カ月間のサポートが提供されることを歓迎するはずだ。これは、Windows 10で実装されていた、「H2」リリースでのみ約3年間のアップデートが提供されるという変則的なサポートスケジュールよりも望ましいと言えるだろう。

 なお、セキュリティアップデートは引き続き、各月の第2火曜日にリリースされる。

Windows 11の最小システム要件は?

Windows 11

 古いハードウェアでも稼働するよう考慮して設計されていたWindows 10とは異なり、Windows 11は比較的新しいハードウェアを前提としており、古いPCにはインストールできない。2019年以降に開発、発売されたほとんどのPCではWindows 11を利用できるが、注意しておくべき例外もある。

 古いハードウェアの場合、Windows 11の厳しい互換性チェックをパスする可能性は低くなる。例を挙げると、Intelの第7世代「Intel Core」プロセッサーは互換性のあるCPUのリストには掲載されておらず、Advanced Micro Devices(AMD)の「Zen 1」アーキテクチャーのプロセッサーを用いて構築されたPCも同様だ。2016年以前に購入したPCは、まず望み薄だろう。

 またWindows 11では、UEFIファームウェア(つまりレガシーなBIOSはサポートされない)のセキュアブート機能を有効化しておくとともに、トラステッドプラットフォームモジュール(TPM)と呼ばれるハードウェアセキュリティコンポーネントを搭載したハードウェアが必要となる。2015年以降に開発、製造されたPCは実質的にすべてTPM 2.0をサポートしているが、ファームウェアの設定でその機能を有効化する必要があるかもしれない。

 Windows 11のシステム要件として発表されている内容は以下の通りだ。

  • プロセッサー:1GHz以上で2コア以上の64ビット互換プロセッサーまたはSystem on a Chip(SoC)
  • RAM:4GB以上
  • ストレージ:64GB以上の空き領域
  • セキュリティ:セキュアブート可能なUEFIファームウェアと、TPM 2.0
  • グラフィックスカード:DirectX 12以上(WDDM 2.0ドライバー)に対応
  • ディスプレイ:9インチ以上で8ビットカラーの高解像度(720p)ディスプレイ

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