本部から店舗への情報を「Shopらん」に集約--自動で整理、タスクを可視化

藤代格 (編集部)

2021-07-16 06:45

 「資(すけ)さんうどん」を54店舗運営する資(すけ)さん(北九州市小倉南区)は、店舗管理クラウド「Shopらん」を採用。本部と店舗間の情報共有などに活用し、タスク実行率を向上、業務負担を軽減しているという。7月15日、ドリーム・アーツ(渋谷区)が発表した。

 本部と店舗間の情報共有に、メールやファクス、動画マニュアル管理サービスなどの複数ツールを活用。本部から店舗に出した指示通達の既読、実行といった進捗状況が把握しづらく、店舗への確認の手間が都度発生していたという。

 さまざまな手段で情報が届くため、店舗の情報整理やタスク管理が煩雑化。業務負担となり、実施漏れが発生していたと説明。

 店舗の負担軽減のため本部からの指示通達を週次に集約して発信したところ、本部の通達発信担当者に指示通達のとりまとめ作業が発生し、本部側の負担になっていたとしている。

 Shopらんでは、指示通達の承認、一括配信が可能。本部内での取りまとめ作業をなくしつつ、店舗へのすべての業務情報を統合できたという。

 店舗の進捗状況の整理も自動化している。ダッシュボードで確認でき、今日やるべきタスクを可視化しているという。実施漏れを防止し、本部が適切にフォローできる体制を構築したとしている。

 さまざまな業務アプリをテンプレートから作成できるため、「ロス食材報告」「売上精算報告」など、指示通達以外の業務にも活用しているという。

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