データベースの基本を知る--レイアウトが自由な印刷を学ぶ - (page 3)

伊達諒

2021-08-11 07:00

追加したい情報が出てきた場合

 実際にラベルとして利用する場合、「郵便番号」が必要になります。後になって、追加したい情報が出てきた場合、どうすればよいのでしょうか。

 フィールドの作成方法については既に学習しましたが、新規で作る場合だけでなく、いつでもフィールドは追加することができます。今回のように、後になって郵便番号が必要になったというような場合には、郵便番号のフィールドを追加します。

(1)レイアウト名の変更

 現在、ラベルは「レイアウト4」という名前で保存されています。わかりにくいので、これを「ラベル印刷」と変更しましょう。メニューから「ファイル」→「管理」→「レイアウト…」を選択します。そうすると、次の画面(図14)が表示されます。

図14
図14

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 「レイアウト4」を選択し、「編集」ボタンをクリックします。そうすると、次のダイアログ(図15)が表示されるので、「レイアウト名」に「ラベル印刷」と入力し、「OK」ボタンをクリックします。

図15
図15

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 レイアウト名が「ラベル印刷」に変わっていれば(図16)、画面を閉じます。

図16
図16

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(2)レイアウトの切り換え

 レイアウトを「ラベル印刷」から「住所録」に切り換えます(図17)。

図17 図17
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 そうすると、次の画面(図18)になります。

図18 図18
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(3)フィールドの追加方法

 メニューの「ファイル」→「管理」→「データベース…」を選択します。そうすると、次の画面(図19)が表示されます。

図19 図19
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 「フィールド名」のところに「郵便番号」と入力し、「タイプ」は「テキスト」で「作成」ボタンをクリックします。そうすると、フィールドに「郵便番号」が追加されます。「OK」ボタンをクリックしてください(図20)。

図20 図20
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 住所録に「郵便番号」が追加されます。追加されていない場合は、レイアウトモードに切り替えて、左のパネルのフィールドタブから郵便番号をレイアウト上にドラッグ&ドロップして配置します(図21)。

図21 図21
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(4)郵便番号の位置を修正

 メニューから「表示」→「レイアウトモード」を選択してください。「住所」の上に「郵便番号」移動しましょう(図22)。

図22 図22
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(5)郵便番号の入力

 メニューから「表示」→「ブラウズモード」を選択してください。次のダイアログ(図23)が表示されるので、「保存」ボタンをクリックしてください。

図23
図23

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 ブラウズ画面が表示されるので、郵便番号を入力します(図24)。

図24 図24
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(6)ラベルに郵便番号を挿入

 メニューから「表示」→「レイアウトモード」を選択し、左上の「レイアウト」を「ラベル印刷」に変更してください。そうすると次の画面(図25)になります。

図25 図25
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 住所の前に「<<郵便番号>>」を入力して改行し、「<<郵便番号>>」の前に「〒」を付けます。「<<住所>>」と「<<氏名>>」の前に1文字スペースを挿入します。そうすると図26のようになります。

図26
図26

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 メニューから「レイアウト」→「レイアウト保存」を選択します。そして、「表示」→「プレビューモード」を選択して下さい(図27)。

図27
図27

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 郵便番号入りのラベルが完成しました。

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