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日本株展望

水素関連株に改めて注目:参考銘柄と投資戦略

ZDNet Japan Staff

2021-08-03 08:46

 本記事は楽天証券が提供する「トウシル」の「TOP 3分でわかる!今日の投資戦略」からの転載です。

今日のポイント

  1. 2020年12月に水素関連株ブームが起こった理由
  2. 水素関連株は一時の熱狂が去り調整中
  3. 水素関連株との付き合い方
  4. 水素関連株にもいろいろある
  5. 水素エネルギーが脱炭素の切り札になる理由

 これら5点について、楽天証券経済研究所 チーフ・ストラテジスト 窪田真之氏の見解を紹介する。

2020年12月に水素関連株ブームが起こった理由

 2020年11月3日米大統領選でBiden大統領が勝利してから、世界的に「脱炭素」関連株のブームが起きた。

 米大統領が脱炭素を否定して化石燃料産業の復興に力を入れていたTrump元大統領から、脱炭素を重要な政策の柱とするBiden大統領に代わるインパクトは、世界全体にとって極めて大きいからだ。

 2020年12月には株式市場で、Biden政権への期待から脱炭素関連株が一斉に上昇した。水素エネルギーの活用は脱炭素の重要な柱の1つなので、水素関連株も買われた。米国はBiden大統領が就任してすぐの2月19日、Trump元大統領が離脱したパリ協定(CO2排出削減を目指す国際協定)へ復帰した。米国が脱炭素陣営に加わったことで、世界的に脱炭素の流れが加速することが決定的となった。

 米国に加え、自動車や石炭火力からの排ガスによる大気汚染が深刻な中国やインドなど新興国も、脱炭素の目標を示すようになった。

 これには2つの理由がある。

  1. 化石燃料を燃やし続けることが、大気汚染や地球温暖化などの環境破壊につながっている事実を無視できなくなった
  2. 太陽光や風力を活用した発電技術が格段に進歩。自然エネルギーによる低コスト発電が可能となってきた

 近年の技術革新で注目すべきは、自然エネルギーによる発電コストの低下である。

 かつて自然エネルギーによる発電で、発電コストが低いのは「水力発電」と「地熱発電」だけだった。それ以外はコストが高く、政府などによる補助金がないと育成できないと考えられていた。しかしそれは、今では昔話である。

 近年は、発電コストの低下で商業ベースで流通させられる自然エネルギーが増えてきた。例えば、太陽光発電は政府による補助金が無くても商業ベースで流通させられる「グリッドパリティー」を達成しつつある。洋上風力などもコスト競争力が高まっている。

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