編集部からのお知らせ
新着の記事まとめPDF「NTT」
おすすめ記事まとめ「MLOps」

日本のクラウド利用は仮想マシン主体--パロアルトネットワークス調査

ZDNet Japan Staff

2021-08-05 12:34

 パロアルトネットワークスは、日本企業のクラウド利用動向とセキュリティに関する調査結果を発表した。クラウド利用率は海外と大差がない一方、仮想マシンの利用が中心であることや、セキュリティ対策では包括性や可視性に課題があるとした。

 調査は4月に、国内企業でクラウド領域のアプリ開発、システム運用、セキュリティ対策を担当する400人にアンケートした。2020年調査の結果を用いて海外(回答3000人)と日本の比較も行った。

 まずワークロード全体に占めるクラウドの利用は、現状で日本が43%、海外が46%だった。2年後の予測では日本が60%、海外が64%でともに遜色がなかった。また、2つ以上のInfrastructure as a Serviceを利用する国内企業は59%に上り、採用するクラウドサービスプロバイダーはAmazon Web Services(AWS)とMicrosoft Azureがともに63%でトップだった。

ワークロード全体に占めるクラウドの利用(出典:パロアルトネットワークス)
ワークロード全体に占めるクラウドの利用(出典:パロアルトネットワークス)
日本企業が採用するIaaS(出典:パロアルトネットワークス)
日本企業が採用するIaaS(出典:パロアルトネットワークス)

 利用するコンピューティングリソースは、日本および海外とも仮想マシンがトップだった。ただ、日本は47%、海外は30%で、仮想マシン以外の手段(Platform as a Service、コンテナー、Container as a Service)について日本の採用率はどれも海外より低かった。

利用するコンピューティングリソースの内訳(出典:パロアルトネットワークス)
利用するコンピューティングリソースの内訳(出典:パロアルトネットワークス)

 国内企業がクラウド移行時に直面した課題では、「包括的なセキュリティの確保」が53%で突出して多く、以下は「技術の複雑性」(29%)や「コンプライアンス」(27%)、「人材不足」(27%)などだった。また、クラウド環境のセキュリティ課題には、「クラウドアプリケーションに存在する脆弱性の可視性の欠如」(27%)や「セキュリティ予算の確保」(13%)、「反復的なセキュリティ対応の自動化」(13%)、「セキュリティツールのインテグレーション」(11%)、「セキュリティの現状評価」(10%)などが挙がった。

クラウド移行時に直面した課題(出典:パロアルトネットワークス)
クラウド移行時に直面した課題(出典:パロアルトネットワークス)

 国内企業がセキュリティベンダーに求める絶対的な要件には、「マルチクラウド・ハイブリッドクラウド対応」(43%)や「プライベートクラウド・パブリッククラウド対応」(36%)が多かった。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

特集

CIO

モバイル

セキュリティ

スペシャル

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    アンチウイルス ソフトウェア10製品の性能を徹底比較!独立機関による詳細なテスト結果が明らかに

  2. 経営

    10年先を見据えた働き方--Microsoft Teamsを軸に社員の働きやすさと経営メリットを両立

  3. セキュリティ

    6000台強のエンドポイントを保護するために、サッポログループが選定した次世代アンチウイルス

  4. セキュリティ

    ローカルブレイクアウトとセキュリティ-SaaS、Web会議があたりまえになる時代の企業インフラ構築

  5. 運用管理

    マンガでわかるスーパーマーケット改革、店長とIT部門が「AIとDXで トゥギャザー」するための秘策

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]