Microsoftはコラボレーションプラットフォーム「Microsoft Teams」のビデオ関連機能を改良し、画面に最大49人が表示されるギャラリーに参加しているときに、共有されたコンテンツとギャラリーの表示位置を切り替えられるようにした。
同社は、「会議で誰かがコンテンツを共有したときに、ギャラリービューで参加者のビデオをクリックして、コンテンツとギャラリーの表示位置を切り替えられるようになった」と説明している。
この機能はパブリックプレビュー版として公開されたため、まだバグが含まれている可能性もある。Microsoftは2020年後半、最大49人を同時にグリッド表示できるようにした。以前の最大9人を表示するビューについては、ロックダウン下での大規模な会議に不十分であるとの不満の声が上がっていた。
Microsoftによると、会議のギャラリービューで、ほかの誰かがコンテンツを共有すると、そのコンテンツが中央に表示され、ビデオは右端か上部に移動する。
同社はブログに掲載した記事で、「参加者のビデオをクリックすることで、コンテンツとギャラリーの表示位置を切り替えられる。つまり、ビデオを中央に移動し、共有されたデスクトップ/ウィンドウ、『PowerPoint Live』プレゼンテーション、『Whiteboard』などのコンテンツを右端/上部に移すことができる」と述べた。
新型コロナウイルスのデルタ株が世界中で蔓延していることを受けて、顧客や競合他社、そして、Microsoft自体のオフィス再開計画に変化が生じている。今回の動きは、Teamsを強化して、そうした変化に対応することを目指す同社の最新の取り組みだ。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。