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ブロックチェーンやAI、デジタルツインなど--DX進める中堅中小企業の現状 - (page 2)

阿久津良和

2021-08-25 06:45

製品化を目指すヴィッツのデジタルツイン

 組み込みソフトウェアやシステムエンジニアリングなどを事業とするヴィッツ(名古屋市中区、従業員数157人)は製造業の障害を解消して効率化を実現する「SF Twin WAND」プロジェクトに着手している。同社は、「約40社の企業に製造業の課題を尋ねてみたが、工場ごとの文化があり、課題の共通化が難しいことが分かった」と正直に述べつつ、製造業特有の現場対応や暗黙知を可視化する取り組みに焦点を当てている。

 6月2日には、岐阜県所在製造業企業コンソーシアムの工場視察、7月21日には「Dell Technologies 中堅企業DX エグゼクティブフォーラム2021」で自社ソリューションを紹介。残念ながら中小企業庁 戦略的基盤技術高度化支援事業は不採択となった。

 仮想工場であるSF Twin SILやデータ収集IoTブリッジ、群制御を担うAI Refinementの完成度を少しずつ高めており、「岐阜県IoTコンソーシアム事業は審査段階。成長にドライブをかけていく」と担当者は意気込みを語った。

SF Twinのロードマップ SF Twinのロードマップ
※クリックすると拡大画像が見られます

需要予測結果を提示するピーチ・ジョンの社内システム

 女性向けの下着などを製造、販売するピーチ・ジョン(港区、従業員数約480人)は、社内データベースから取得したデータをAIが最適な計算方法を算出し、社内ポータルサイトにEC需要予測や店舗受注予測など各予測結果を提示する社内ポータルサイトの構築に取り組んでおり、ECサイト商品説明分のベクトル化やコサイン類似度の測定で実現を目指してきた。

 現在はポータルサイトのフロントデザインに着手し、「アイテムコードを検索すると類似度のポイントに沿って商品を提案」(担当者)するユーザーインターフェース(UI)デザインに取り組んでいる。あくまでも「(利用時に)トレーニングの必要がないシステムで、弊社社員が新商品の売れ行きを検討する際の指標となることを目指している」(担当者)。現在開発中のUIデザイン完成後は本番サーバーに実装する予定だ。

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