編集部からのお知らせ
記事PDF集:官民意識のゼロトラスト
電子インボイスの記事まとめ

ベルフェイス、セールスフォースの「AppExchange」活用--組織成長に伴う課題を克服

大場みのり (編集部)

2021-08-30 11:00

 セールスフォース・ドットコムは8月27日、ビジネスアプリストア「AppExchange」をテーマにしたイベント「Salesforce AppExchange Summit 2021」をオンラインで開催した。顧客やパートナー企業が登壇し、本記事では導入事例を紹介したベルフェイスの講演内容をお伝えする。

 オンライン営業システム「bellFace」などを展開するベルフェイスは、2015年の創業以来、従業員数を着実に増やしてきた。ただ、これまでに3つのフェーズで課題に直面したという。創業段階では少人数組織でのオペレーション効率化、5億円の資金調達後は複数の部署や販売パターンに対応可能なオペレーションの整備、現在は組織規模のさらなる拡大を見据えた統制やデータドリブンな組織への移行が必要となっている(図1)。

図1(出典:ベルフェイス)
図1(出典:ベルフェイス)

 これらの課題に対応する中で同社は、AppExchange内のツールを複数導入し、営業支援/顧客管理システム「Salesforce Sales Cloud」を中心に仕組みを構築してきた。

 創業段階のオペレーション効率化の課題では、「少人数で生産的にサブスクリプションを請求したい」というニーズがあり、経理業務を効率化する「請求管理ロボ」を導入した。当時は手作業で請求管理をしていたが、顧客数の増加に伴い無理が出てきたという。

 請求管理ロボにより、サブスクリプション特有の継続請求に対応できるようになったほか、Salesforceのビジネスプロセス自動化ツール「プロセスビルダー」と連携させることで、請求明細の転記入力を自動化した。その結果、2日間かかっていた請求業務が約2時間で完了するようになった。

 資金調達後のオペレーション整備の課題では、「乱雑で無秩序なデータを簡単に整備したい」というニーズがあり、Excelのようにデータを操作できる「Raysheet」を導入。これにより、データを一つひとつチェックしつつ、Excelのように一括変更できるようになった。加えて、月ごとの年間契約数の変化も可視化された。

 現在の課題であるデータドリブンな組織への移行では、「組織成長に合わせて現場情報を可視化したい」というニーズがあり、データ分析ツール「Tableau」、クラウド名刺管理サービス「Sansan」、セールスリサーチ基盤「FORCAS」を導入した。その結果、従業員個人によるデータへのアクセス、名刺管理による情報収集、企業の情報を把握した上で営業戦略を練ることが可能となった。

 ベルフェイス エンタープライズ金融営業本部長 兼 エンタープライズ戦略営業本部長の清水貴裕氏は、「これらの取り組みの共通点は、組織のフェーズに合わせて素早く連携できるツールを導入し、課題を解消したこと」と締めくくった。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

特集

CIO

モバイル

セキュリティ

スペシャル

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. 経営

    5分でわかる、レポート作成の心得!成果至上主義のせっかちな上司も納得のレポートとは

  2. 経営

    ノートPCは従来ながらの選び方ではダメ!新しい働き方にも対応する失敗しない選び方を徹底解説

  3. 経営

    問題だらけの現場指導を効率化!「人によって教え方が違う」を解消するためのマニュアル整備

  4. ビジネスアプリケーション

    緊急事態宣言解除後の利用率は低下 調査結果に見る「テレワーク」定着を阻む課題とその対応策

  5. ビジネスアプリケーション

    たしか、あのデータは、こっちのアプリにあったはず…--業務改善のためのアプリ導入がストレスの原因に?

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]