クボタとアクセンチュアは、サステナブルな社会の実現に向けたデジタルトランスフォーメーション(DX)の加速とデジタル専門分野での人材強化を目的に、戦略的パートナーシップを締結した。
同パートナーシップでは、世界120カ国以上でビジネスを展開するクボタのサステナブルな社会の実現に貢献する事業に対して、アクセンチュアが持つAI(人工知能)やIoTをはじめとする先端のデジタル技術を組み合わせたサービスを組み込む。
両社で推進する主な活動は、DXとサステナビリティーを掛け合わせた新たなソリューションの協創やDX施策の企画、その実行基盤の整備と人材育成、グローバルビジネスを支える安全かつ柔軟な運用体制の構築が挙がっている。
実行基盤の整備と人材育成では、DX施策の迅速な運用を支えるサービスプラットフォームとして、クボタグループが持つさまざまなデータの一元管理・活用が可能な基盤を整備する。さらに、アクセンチュアが提供する「DX人財育成プログラム」を活用し、クボタの将来を担うDX人材も育成していく。
また、クボタグループの200を超えるレガシーシステムの刷新と「Microsoft Azure」のクラウド環境への移行を加速させる。また、セキュリティリスクに対して迅速かつ適切な対応を可能とするCSIRT(Computer Security Incident Response Team)をグローバルでさらに強化する。