伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は、JR東日本情報システム(JEIS)の新型コロナウイルスワクチンの職域接種用の管理アプリケーション開発を支援した。
このアプリケーションは、対象者の氏名や社員番号、接種の日時や場所などの予約情報について誤入力や未記入を確認する作業と、対象者ごとの完了登録の作業を省力化する。
接種会場ではタブレットを使用して受付を行うため、手入力によるミスもなく、作業の負担軽減につながった。また、グラフィカルにデータを可視化するダッシュボード機能により、グループ会社を含めた最新の接種状況もリアルタイムに把握できる。
CTCは、今回の開発で利用したローコード開発基盤「OutSystems」を提供。CTCは2015年から同基盤を取り扱っている。同社は、OutSystemsによるアジャイル開発のノウハウをベースに、要件定義やシステム設計、アプリケーションの搭載、パフォーマンスや機能の検証テストを支援した。