NTTデータは、人事管理ソフトウェアの「ServiceNow HR Service Delivery」を採用し、全社規模で展開する情報連携基盤の構築に活用する。
ServiceNow HR Service Deliveryは、従業員と人事担当部門とのやりとりを自動化し、全てのHRServicesに単一のプラットフォームを提供することで、従業員のサービスエクスペリエンスを向上させることができる。
同社は、テレワークを行う従業員の割合が約7割と、出社する従業員の割合を大きく上回っている。これを受けて、従業員の視点に立ち、優れた従業員体験を実現するための社内情報連携基盤「EXポータル」を構築することとなった。
EXポータルを基盤として、社内で散在する情報の見え方や在り方を標準化するための社内ポータルの構築を進める。これにより、従業員の各種社内手続きにおいても部門ごとに異なるフローを最適化し、他部門にまたがる情報登録や問い合わせを一つの窓口で対応できる仕組みを実現していく。
NTTデータは2017年の取引開始以降、ServiceNowの最先端技術を導入し、現在では国内最大規模のServiceNowユーザー。職域ワクチン接種の予約申請から実行までを効率良く行うために、スピード性と優れた操作性を評価してServiceNowの「Vaccine Administration Management」を国内で初めて採用した。検討開始からシステムの立ち上げまで約2週間で完了し、既に運用を開始している。