ビジネスエンジニアリング(B-EN-G)は、仮想現実(VR)ツール「mcframe MOTION」の製品体系の刷新と機能強化を行い、10月1日から提供すると発表した。
新体系では、企業が製造現場などを360度カメラで撮影した現場空間の映像データをVR化して教育や研修などに活用できる「mcframe MOTION VR-learning」において、映像再デバイスに従来のVRヘッドマウントディスプレイに加え、ウェブブラウザーへの教材配信機能を追加し、同時に多数のユーザーが学習できるようなった。
また、カメラから取得する位置情報や画像で人の作業を計測、分析する「mcframe MOTION Human-tracking」では、人工知能(AI)を用いた画像認識技術を採用し、作業者の識別や動作の追跡などの精度を向上させ、以前よりも分析作業を容易にしたという。
両製品はこれまで国内外で60社の導入実績があるといい、今後3年間で100社の新規導入を目指すとしている。