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キヤノンITSのクラウド型OCR「CaptureBrain」新版、kintoneと連携

ZDNet Japan Staff

2021-09-24 13:20

 キヤノンITソリューションズ(キヤノンITS)はクラウドベースで利用できる人工知能(AI)を活用した光学文字認識(OCR)の新版「CaptureBrain V2.1」を10月中旬から提供する。税別料金は初期契約費用が20万円、月額利用料がSmallプランで3万円から。9月17日に発表した。

 新版ではサイボウズのPaaS「kintone」との連携機能を実装。CaptureBrainの設定画面でデータ出力方式としてkintoneを指定すれば、CaptureBrainで読み取った結果がノンプログラミングで自動的にkintoneと連携される。キヤノンITSから無償で提供されるkintone連携用マッピングツールを利用すれば、CaptureBrainで読み取った帳票のデータと既存のkintoneアプリケーションのひも付けを細かく設定することもできる。

 CaptureBrainのサービスプランは「Trial」「Small」「Medium」「Enterprise」の4つ。Trialは、CaptureBrainをまずは触ってみたいというユーザー企業を対象に、月額利用料は無料(期間は30日)。処理する帳票枚数の目安は月間100~200枚。

 スモールスタートで始めたいユーザー企業が対象のSmallの月額利用料は3万円、処理枚数の目安は200~300枚。定常的に手書き帳票をデータ化するユーザー企業を対象にしたMediumの月額利用料は10万円、処理枚数の目安は900~1400枚。より大規模にデータ化するユーザー企業が対象のEnterpriseの月額利用料は15万円、処理枚数の目安は3000~4500枚。

 CaptureBrainは、キヤノンITSが独自に開発した画像処理技術で帳票の仕分け機能を搭載。帳票画像を1枚登録するだけで帳票フォーマットの特徴点を学習する。複雑な帳票の種別を判定するロジックを設定する必要がないという。

 取り込まれた帳票の画像のゆがみや斜行、コントラストは補正されるとともにノイズの除去、文字位置の検知などの処理をかけることで、OCRにかける前の段階で、帳票画像は補正される。

 金額や文字、チェックボックスなど項目ごとに特化したOCRエンジンとユーザー企業が登録した辞書と照合した補正機能を搭載することで認識精度を向上させることを狙っている。手書き文字は、Cogent Labsが開発、提供するAIエンジン「Tegaki」で読み取る。

 ユーザー企業が登録した辞書を活用することでOCR結果と類似している文字には自動で補正する。辞書補正が設定されている箇所は、確認修正のインターフェースで補正リストをプルダウンメニューで選択できるようになっており、入力の手間を削減することも可能と説明している。

 OCRでの読み取り結果はCSVファイルでダウンロードできる。ロボティックプロセスオートメーション(RPA)ソフトウェアを活用した業務の自動化に活用することができる。

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