パロアルトネットワークス、脅威検知・対応ソリューションの最新版発売

ZDNET Japan Staff

2021-10-06 14:33

 パロアルトネットワークスは10月6日、サイバー脅威の検知・対応ソリューションの最新版「Cortex XDR 3.0」の提供を開始した。クラウド環境への対応をより強化した。

 Cortex XDRは、サイバー攻撃の手法や戦術を基にしたセキュリティ対策フレームワーク「MITRE ATT&CK」などに照らして、サイバー攻撃による脅威の検知から対応までを支援する。

 最新版では、検出と監視、調査の機能をクラウド環境にも対応させた。クラウド上にあるホストマシンのデータやトラフィックログ、監査ログ、また同社のクラウドセキュリティ基盤「Prisma Cloud」のデータやサードパーティーのクラウドセキュリティに関するデータも利用できるようになり、ユーザー行動分析によるIDベースの脅威検知を可能にした。

 また、侵害を受けたシステムからユーザーやファイル、アプリケーション、ブラウザーなどに関する証拠につながるデータを収集するフォレンジックモジュールや、MITRE ATT&CKフレームワークに関連付けてセキュリティインシデントの全体的な情報を集約するインシデント管理インターフェースを備える。

 この他に、同社のクラウドセキュリティ基盤「Prisma Cloud」のデータに加え、サードパーティーデータも取り込めるようになり、より広範なデータソースを用いた脅威分析ができるようになっている。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    量子コンピューターの実用化がもたらす脅威とは?既存の暗号資産を守る“4つのステップ”を徹底解説

  2. セキュリティ

    攻撃者がクラウドを標的にする仕組みとは? CrowdStrikeのレポートから考察する

  3. 経営

    「作って終わり」のマニュアルを「活用される」マニュアルにするためには?

  4. セキュリティ

    脱「PPAP」で考える、重要なファイルを安全に送付・共有する最適解とは?

  5. コミュニケーション

    Slack 導入事例集 2023:伊藤忠テクノソリューションズはいかに営業チームを1つにまとめたのか

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]