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「SmartHR」に人事評価機能--データを活用した人材マネジメントを推進

河部恭紀 (編集部)

2021-10-15 11:45

 クラウド人事労務ソフト「SmartHR」を提供するSmartHRは10月14日、「人事評価」機能を10月28日から提供すると発表した。同機能は、SmartHR内に登録されている従業員情報をもとに評価シートや評価フローを自由にカスタマイズでき、人事評価業務の負荷を削減し、戦略実現を前提とした組織変革のための評価データの蓄積を可能とする。

 SmartHRが人事労務担当者1067人を対象に実施した調査によると、人事評価業務において紙や表計算ソフトがいまだに多く使用されているという。人事評価管理ツールや自社構築したシステムを活用した「システムのみ」という回答は29.3%にとどまり、「表計算ソフトのみ」が30.4%、「紙のみ」が16.3%、「紙と他ツール(システムや表計算ソフト、メールなど)の併用」が11.5%、「表計算ソフトとシステムの併用」が4.4%だった。

北原詩緒里氏
北原詩緒里氏
出典:SmartHR

 このような状況における人事評価の課題としては、評価シートの準備、配布、回収で工数がかかることがあるとSmartHRでプロダクトマーケティングマネージャーを務める北原詩緒里氏は述べる。特に、業務が複数のツールにまたがる「紙と他ツールの併用」で工数の多さを指摘する回答が65%と最も多く、「システムのみ」に比べて約30%高くなっているという。

 転記作業などのミスが許されないことから心理的負担の大きさも指摘されており、ここでも「紙と他ツールの併用」が54.5%と最も高くなっている。心理的負担は、従業員数が多くなるほど大きくなっており、「紙と他ツールの併用」の場合、51〜100人規模の企業では25%だが1000人を上回る企業では69.2%となっている。

出典:SmartHR
出典:SmartHR

 活用やデータ管理に関しても回答者は課題を感じており、社員の育成や抜てきに活用できていない(52.3%)、評価を人員配置・人事異動に活用できていない(51.1%)、評価を報酬に反映できていない(49.2%)、過去の評価データを一元管理できていない(43.4%)といったことが挙げられている。

 このような課題を解決するため、人事評価機能では、SmartHRに蓄積された人事データをシームレスに活用することで、手間なく、心理的負担の少ない運用を可能にしているという。

 人事評価機能は「面倒な評価の回収・集計を効率化」「公平な評価で納得感向上」「人事も従業員も簡単に操作が可能」という3つの特徴を備えている。

 面倒な評価の回収・集計を効率化することにより、評価シートの作成、配布、回収、集計といった業務が他のツールを使うことなく完結でき、工数的、心理的な負荷の軽減を可能にしている。

 公平な評価が担保され、従業員の納得感向上が見込めるよう、評価プロセスや結果が可視化されている。具体的には、誰が自分の評価をしているのか、評価がいつ確定するのかといったことや、自分が設定した目標などを確認することが可能になっている。

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