イーデザイン損害保険は、人工知能(AI)を活用した事故担当者マッチングサービス「私のタントウシャ」の運用を10月22日に開始する。AIモデルの構築を支援したDataRobotが14日に発表した。
イーデザイン損保によると、こうしたサービスは日本において初の取り組みになるという。顧客に回答してもらったアンケートの結果から、顧客のコミュニケーションスタイルを推定し、万一事故に遭った際は、AIモデルを用いてコミュニケーションスタイルや事故の内容から最適な担当者を選任する。

「私のタントウシャ」の概要(出典:DataRobot)
事故担当者が事前に把握している顧客のコミュニケーションスタイルに合った接客を心がけることで、事故のストレスや保険会社への不安を軽減することが可能になる。
同サービスでは、DataRobotの「DataRobot AutoML」によりAIモデルの構築および調整を短期間で検証した。これにより最適なモデルをスピーディーに開発することが可能となった。