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富士通と富士通Japan、「LifeMark 健康経営ソリューション」を販売開始

NO BUDGET

2021-11-08 12:17

 富士通と富士通Japanは、「LifeMark 健康経営ソリューション」の販売を開始した。2023年度末までに売り上げ1億4000万円をめざす。

 このソリューションは、健康経営に取り組む企業を支援するため、従業員の健康情報をもとに疾病休業者数の増減などの健康経営への効果を示すアウトカム評価を予測するクラウドサービスで、改善効果が高い施策も提示する。

「LifeMark 健康経営ソリューション」の概要
「LifeMark 健康経営ソリューション」の概要(出典:富士通Japan)

 健康経営は、企業が経営的な視点から従業員の健康維持や増進を図ることで、生産性や企業イメージの向上などが期待できる。そのため「健康経営銘柄」への選定および「健康経営優良法人」の認定をめざす企業は年々増加している。

 健康経営銘柄は、経済産業省と東京証券取引所が共同で、東京証券取引所の上場会社の中から従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取り組む企業を選定し公表することで、企業の健康経営の取り組みを促進することをめざすもの。

 健康経営優良法人は、経済産業省と日本健康会議が保険者と連携して優良な健康経営を実践している法人を顕彰するもの。なかでも大規模法人部門において特に優れた取り組みを行っている企業の中から上位500社を「ホワイト500」と認定している。富士通は「ホワイト500」に2017年から5年連続で認定されるとともに、「健康経営銘柄2021」にも選定されている。

 しかし、健康経営を開始した企業の多くは、何から取り組むべきか分からない、KPIの設定方法がわからない、データ収集や分析が煩雑で人手が足りないといった課題を抱えているという。

 「LifeMark 健康経営ソリューション」では、生産性低下や欠勤などによる損失を金額換算できる4つのアウトカム評価指標と、血圧や睡眠時間、飲酒習慣をはじめとする14種のリスク要因の相関関係を導き出し、リスク要因がアウトカム評価に及ぼす影響を数値化する独自のアルゴリズムを活用する。このアルゴリズムは東京大学大学院医学系研究科川上憲人教授の研究室と共同で開発した。

 このアルゴリズムにより、ユーザーのリスク要因から将来のアウトカム評価の予測値のシミュレーションを可能になった。健康経営の目標に対して、優先的に改善すべきリスク要因を可視化することでデータに基づく投資効果の高い施策立案を実現する。

 またリスク要因とアウトカム評価の相関関係、生活習慣や就業関連などの各種指標の改善目標に対する施策効果、KPIに対する達成状況などを、グラフィカルなシミュレーション画面で直観的に把握できる。

 さらに膨大な従業員の健康情報の集約や分析などを手作業で行う負荷に対しては、健康診断結果、ストレスチェック、就労情報、レセプトデータなど点在する従業員の健康情報を統計化し、アウトカム評価の経年変化や現状を多角的に分析する機能により解決する。分析したデータの組織比較により健康課題の違いや特徴を可視化し、全社の状態を俯瞰して健康課題の傾向を把握することも可能だ。

 富士通Japanは、2020年度に、富士通の健康経営推進部門と連携し、富士通の従業員約3万人を対象に同ソリューションのシミュレーション機能のアルゴリズム精度の向上や、直観的な操作が可能な製品開発に取り組んできた。これまで富士通社内で培ってきた健康経営推進のノウハウを同ソリューションに反映させ、富士通とともに企業の健康経営に関わる課題解決を支援していく。

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