建設・メンテナンス業向け図面・現場管理アプリケーションなどを提供するスパイダープラスは、人工知能(AI)開発・運用基盤として、AI insideのノーコードAI開発サービス「Learning Center」を採用した。AI insideが発表した。
スパイダープラスは「Learning Center」を活用し、10日間で2つのAIモデルを開発した。開発は非エンジニアである現場社員が開発を担当した。今後AI開発・運用を内製化することで、建設現場の生産性向上を支援するBPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)サービスを本格的に推進する。
企業におけるAI開発・運用の内製化を実現するノーコードサービスのLearning Centerは、シンプルな操作画面上で簡単な操作をするだけで学習データを作ることができるため、短期間でのAIモデル作成が可能となる。開発したAIモデルはユーザー自ら追加学習による精度改善や、他システムとの連携も可能。組織内でAI活用の知見を蓄積でき、企業・団体におけるAI人材育成も期待される。
スパイダープラスは、今後も同社のアプリケーション「SPIDERPLUS」へのAI搭載に向けてAI開発・運用の内製化を推進する予定だという。