コンカーは11月18日、同社の経費精算/管理クラウド「Concur Expense」とSansanの法人向けクラウド名刺管理サービス「Sansan」の機能が連携したと発表した。
コンカーが2021年6月に企業の経理/財務担当者を対象に実施した調査によると、「経費精算において不正のリスクを感じる」と回答した割合は73%に上り、中でも適正かどうかや相手先のチェックが難しい「接待交際費」について、危機感を抱いている担当者が多いことが分かった。
Sansanとの機能連携により、名刺情報がConcur Expenseに取り込まれ、経費精算申請時に「同席者情報」として検索・登録することが可能となる。正確な人物情報である名刺情報を同席者情報として利用することで、申請時の誤入力や不正を防ぐとともに、承認者はデータを基に承認が可能となり、正確かつ効率的なチェック体制の構築と企業のガバナンス強化が見込まれる。
連携の流れ