伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)とグループ会社のCTCテクノロジー(CTCT)は、クラウド型の仮想デスクトップ基盤(VDI)「Citrix Cloud for Azure Virtual Desktop」のパフォーマンス監視サービスの提供を開始した。3年間で30件の導入を目指す。
Citrix Cloud for Azure Virtual Desktopはマイクロソフトが提供するVDI「Azure Virtual Desktop」と、クラウド上のVDIの運用における管理機能を搭載したシトリックスのクラウドサービス基盤「Citrix Cloud」を連携させたソリューション。
今回提供するサービスは、Citrix Cloud for Azure Virtual DesktopにおいてITリソースの利用状況を可視化し、パフォーマンスの改善を支援するもの。パフォーマンスの分析には、ITリソースに監視エージェントを配備して利用状況を可視化する米Lakeside Softwareの「SysTrack」を活用する。
CTCによると近年、テレワークを実現するソリューションとしてVDIを導入する企業が増加しているが、障害対策としてサーバーやネットワークなどのITリソースの利用状況を常に監視する仕組みが求められているという。