Salesforceは米国時間11月30日、Bret Taylor氏が現最高経営責任者(CEO)のMarc Benioff氏と並ぶ共同CEOに即日就任すると発表した。Taylor氏は2019年より、プレジデント兼最高執行責任者(COO)を務めている。同氏は取締役会の副会長にも昇進する。
Benioff氏は、「Bretは目を見張るような業界リーダーだ。顧客の素晴らしい成功を生み出し、当社全体のイノベーションの原動力となってきた。長年信頼している私の友人であり、彼を共同CEOに迎えることを非常に嬉しく思っている」とコメントした。「われわれは新たな世界にいる。そしてSalesforceはこれまで以上に、顧客にとって重要で戦略的な存在だ。Bretと私はともにSalesforceを次章へと導く」(Benioff氏)
またSalesforceは同日、第3四半期決算を発表した。「Customer 360」プラットフォームとSlackが勢いを見せており、予想を上回った。Benioff氏は、2026会計年度に売上高500億ドルを達成するべく軌道に乗っていると述べた。

提供:Salesforce
売上高は前年同期比27%増の68億6000万ドル、非GAAPベースの調整後1株当たり利益は1.27ドルだった。アナリストは売上高を68億ドル、1株当たり利益を92セントと予想していた。
また同社は、Williams-Sonomaのプレジデント兼CEOであるLaura Alber氏、United Airlinesの元会長兼CEOのOscar Munoz氏を取締役に指名した。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。