日立製作所(日立)の米国子会社でデジタルエンジニアリングサービス企業のGlobalLogicは、Cybereasonから同社の次世代サイバーセキュリティプラットフォームとサービスの開発支援企業に選定されたと発表した。
今回の提携では、デバイスからクラウドまで、高度な人工知能(AI)の統合を含むセキュリティやデータ管理ソフトウェアに関するGlobalLogicの広範かつ深い専門知識を活用する。
GlobalLogicにとって、今回の開発プログラムはサイバーセキュリティの分野でこれまでに受注した中で最大級のもの。数百人の専門エンジニアを迅速に確保し、今後1年間のCybereasonの開発ロードマップを支援する。同社は、サイバーセキュリティの分野で10年以上の活動実績があり、複雑な要件にうまく対応することに長けているという。
Cybereasonは、オペレーション中心の攻撃防御のソリューションを提供する企業で、同社のソリューションはエンドポイントからエンタープライズシステム、クラウドまで、サイバー犯罪者と戦う場所を網羅している。週に23兆件以上と、他のソリューションの5倍もの量のセキュリティ関連イベントを分析しており、MalOps(悪意のある一連の攻撃)エンジンを活用することで、あらゆるデバイスや、ユーザー ID、アプリケーション、クラウドへの実装にわたるまで、攻撃の全貌を明らかにできるとしている。