人工知能(AI)やIoTで不動産のデジタルリノベーションを行うライナフは、国土交通省の「非接触・非対面型の対個人(BtoC)配送実証事業」において、事業者として採択されたと発表した。
同社は、AIとIoTの技術を活用した不動産管理ソリューション「ライナフスマートサービス」を展開している。2021年からオーナーと管理会社に向けて、「置き配」の普及と導入支援を「置き配 with Linough」として取り組んでいる。オートロックエントランスを解錠するシステムとして、スマートエントランス「NinjaEntrance」を活用しており、これまで1000棟以上の物件に導入されている。
BtoC配送実証事業では、集合住宅におけるオートロックエントランスの解錠デバイス技術を活用した、非接触・非対面型の置き配にまつわる実証と検証を行う。これにより、再配達率の削減、配送効率の向上、非接触・非対面の実現による社会的効果の測定・検証などを進める。