プロサッカークラブを運営する浦和レッドダイヤモンズ(浦和レッズ)は、全クラブスタッフ150人にコミュニケーションツール「LINE WORKS」を導入し、本格運用を開始した。ワークスモバイルジャパンが発表した。
従来、浦和レッズではクラブスタッフ間の業務連絡に電話とメールを主に使っていた。しかしスカウティング担当者や営業担当者は社外にいることが多いため、情報共有が遅れてしまうケースがあった。また、外出の多い社員やリモートワークの社員からは、スマートフォンやタブレット端末からメールや社内資料へアクセスでき、PCと同期できるグループウェアの導入を希望する声が多数出ていた。
LINE WORKSを導入することにより、メールやスケジュール、「Drive」などの様々な機能を、PCとモバイル間でシームレスに利用できるようになり、社外にいてもスムーズに業務が行える環境も整った。
Driveに保存されたファイルやフォルダを安全に共有
情報セキュリティの点では、各機能に制限やアクセス権を設定することで、必要な情報が必要な人に届くように設定している。また、アクセスログが残るため、セキュリティを担保し、安心して機密情報をやりとりできる環境を構築した。
業務効率の面では、カレンダー機能を活用し、各担当のスケジュールを一括管理できるようにしたり、アンケート機能を活用して社内向けチケット販売数を集計したりすることで、効率向上を進めている。