賃貸物件の設備不具合をビデオ通話でオンライン見積もり--現地調査をなくして修繕を迅速化

ZDNET Japan Staff

2021-12-15 14:25

 住宅設備機器とその取り付け工事をセットで販売する電子商取引(EC)事業を展開する交換できるくんは、賃貸物件向け設備修繕サービスのオンライン見積りにNTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション(NTTコム オンライン)のオンライン接客ツール「ビデオトーク」を採用した。ビデオトークを用いたオンライン見積りによって現地調査をなくすことで迅速な賃貸物件の設備修繕が可能になったとしている。

 交換できるくんは、給湯器やガスコンロ、トイレなどの住宅設備機器を、自社運営のネットショップにて工事付きで販売している。今回、新たに法人向けサービスとして、賃貸物件に対する住宅設備修繕サービスの提供を開始した。

 2020年4⽉の改正⺠法により、設備故障などの理由によって賃貸物件が⻑期間使⽤できなくなった場合、入居者から賃貸オーナーに対して家賃の減額請求が可能となった。家賃減額のリスクを回避し、迅速な住宅設備修繕を実施するため、故障状況を入居者とオンラインで速やかに確認できるツールとして、ビデオトークが採用された。

 具体的な利用方法は、まず同社の担当スタッフが住宅設備の修繕を希望する入居者にビデオ通話のためのURLをショートメッセージサービス(SMS)で送信する。次に入居者が届いたSMSに記載されたURLをタップすることでビデオ通話を開始する。故障状況を入居者のスマートフォン内臓カメラで写し、担当スタッフが状況を確認することで、現地訪問をせずに修繕費用を算出し、修繕訪問を行う流れだ。

 さらに、賃貸オーナーや管理会社も同時に通話に参加したり、やりとりを録画して後で確認したりもできる。入居者、賃貸オーナー、管理会社の手間や待ち時間を削減でき、エアコンや給湯器故障など緊急性の高い季節商材や入居者が日中職場にいて下見に立ち会えないなどのケースでの効果が期待されている。

交換できるくんの設備修繕オンラインサービスの流れ(出典:NTTコム オンライン)
交換できるくんの設備修繕オンラインサービスの流れ(出典:NTTコム オンライン)

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