弁護士ドットコムは、同社が提供するウェブ完結型クラウド契約サービス「クラウドサイン」が、「政府情報システムのためのセキュリティ評価制度(ISMAP)」において、政府が求めるセキュリティ要求を満たしているサービスであると認定され、ISMAPクラウドサービスリストに登録されたと発表した。
クラウドサインは、「紙と印鑑」を「クラウド」に置き換え、契約作業をパソコンだけで完結できるWeb完結型クラウド契約サービス。すべてがクラウド上で完結するため、契約締結のスピード化とコスト削減を実現できる。電子契約機能は、「いつ、誰が、どの契約に合意したか」を証明する厳格な電子署名とタイムスタンプを付与し、リモートワークの環境下においても契約書の証拠力を担保しながら、事業活動に重要となる円滑な契約業務を可能にする。
ISMAPは、政府が求めるセキュリティ要求を満たすクラウドサービスをあらかじめ評価・登録することにより、政府の利用するクラウドサービスの調達を円滑にするための制度。クラウドサービス事業者は、管理基準に基づいたセキュリティ対策の実施状況について外部監査およびISMAP運営委員会による適合状況の審査を受けることが要求される。
弁護士ドットコムでは、クラウドサインがISMAPに登録されたことで、今後官公庁を始めとしたより多くの行政機関への導入をさらに推進していくとしている。