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調査

技術者の4人に3人以上が転職を検討中--Stack Overflow調査

Owen Hughes (ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部

2021-12-28 13:45

 ソフトウェア開発者の4分の3以上が、積極的に転職先を探しているか、新しい転職機会に前向きな姿勢であることが明らかになった。また、転職を決断する際の主な要因は給与だった。

Programmers are in high demand.
提供:Getty Images/iStockphoto

 Stack Overflowが500人以上の開発者を対象に実施した調査によれば、開発者の25%は積極的に転職先を探しており、54%は積極的な転職活動は行っていないものの、新しい機会があれば前向きに検討したいと考えていることが分かった。

 回答者の65%は、転職先を検討する際の最大の要因として給与を挙げた。大差での2位は「新しい技術を使った仕事がしたい」(39%)で、「ワークライフバランスの改善」(36%)、「成長やリーダーシップを発揮する機会がある」(36%)がそれに続いた。

 この調査の目的は、熟練したITワーカーの獲得競争が激化する中、技術者を採用しようとするチームがどうすれば人材を呼び込めるかについての知見を得ることにある。

 開発者が職場に求めていることを尋ねる質問では、53%以上の回答者が職場に対して開発者の経験を優先することを望んでおり、2位は給与の透明性(41%)、3位はチーム以外の人から学ぶ機会(40%)だった。

 同様に、採用プロセスにおいても、開発者が採用を辞退するかどうかを決定するための重要な要素は技術スタックであることが分かっている。開発者が面接プロセスを途中で辞退する最大の要因は、他の会社でさらにいい条件を提示された場合を除けば、転職を検討している企業の技術スタックが気に入らないことだった。

 開発者が嫌がるその他の要因には、ずさんな面接プロセス(24%)、面接でのおかしな質問(24%)、雇用者の評価が低い(24%)、労働環境について十分な情報が得られない(22%)などがある。

 Stack Overflowの調査では、開発者は、現在の勤務先にとどまることを選択する理由として、給与額よりも働き方の柔軟性を重視していることも明らかになった。回答者の65%は、現在の仕事を続ける理由として就業時間やリモートワークに関する柔軟性を挙げていたのに対して、給与を挙げたのは59%、学習機会を挙げたのは56%だった。

 Stack OverflowのシニアデータアナリストDavid Gibson氏は、ソフトウェアの専門家をめぐる採用競争が激化しており、現在の職場に柔軟性や成長の機会を見いだせない開発者は転職先を探すだろうと警告している。同氏は、「現在、技術職の求人件数は7万件を超えており、20%の開発者が積極的に転職活動を行っているため、人材獲得競争が和らぐことは当面ないだろう。ほかの技術職でも同様の事態が起きることが予想される」と述べている。

 調査では、56%の開発者は就業時間が決められている職場を嫌っており、50%はオフィスへの通勤を強制される企業に魅力を感じていないことも分かった。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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