編集部からのお知らせ
「サイバー防衛」動向の記事まとめ
「半導体動向」記事まとめ
海外コメンタリー

データマネジメント分野のリーダーが予想する2022年--注目したいトレンドやキーワード - (page 3)

Chris Preimesberger (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 村上雅章 野崎裕子

2022-01-14 06:30

エッジにおける新たなデータ管理アプローチに光が当たる

 データの削減や低減に向け、エッジでのデータアナリティクスの規模が拡大する。これにより組織のマネジメントチームは、データセンターやクラウド以外で生成されるようになった大量のデータ(Gartnerは2025年までに全データの75%がこういったデータになると述べている)を取り扱えるようになるため、アナリティクスソフトウェアによる優れた洞察と価値を手にできるようになる。今日のエッジコンピューティングプラットフォームはこの種の物事を扱えるようにできていない。このためコスト効率に優れたかたちでデータを保存し、有用な部分のみを抽出してデータを「薄く」することで、組織に価値をもたらすアナリティクスやML、AIを容易に適用できる新たなアプローチが必要となる。

 --Bruce Kornfeld氏(StorMagicの最高マーケティング及び製品責任者:CMPO)

データサイエンス業界はデータのクレンジングよりもモデル化を優先するという過ちをおかしている

 データのクレンジングをせずに開発、提案されたモデルを使うことで、矛盾した、そして重要度の低いデータが混入し、データの標準化を目的にして設計されたAIがその意図通りに機能しているかどうかを判断できなくなる。このようなプラクティスはデータサイエンティストの立場を悪くするとともに、データ管理におけるAI利用に対する信頼性の問題を引き起こす。企業はデータの持つ可能性を最大限に引き出し、確実に有効利用して業界に真の変革をもたらすために、まずデータセットの標準化を進めていかなければならない。

 --Ron Bekkerman氏(CherreのCTO)

データファブリックが活用される

 データ管理の課題は2022年になっても消え去るわけではないため、企業はアジリティーとダイナミックな意思決定に向け、データファブリックアーキテクチャーを構築、普及させていく必要に迫られるだろう。データファブリックであれば、保存や規模拡大、分析するための経路に向けてデータを単に送り出すのではなく、最適なかたちで利用できる保管場所に向けて導いていくことができる。ビッグデータが組織の72%の業務目標を支えるようになっている今、適切なデータファブリックの実現は、企業がより迅速に多くの情報を得られるよう支援していく上での自然な進化と言えるだろう。

 --Stefan Sigg氏(Software AGの最高製品責任者:CPO)

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

特集

CIO

モバイル

セキュリティ

スペシャル

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. 開発

    日本のコンテナ/Kubernetes環境の本番活用が遅れる理由を2つの調査結果分析から考察

  2. 運用管理

    日本企業のDX推進に立ちはだかる「データ利活用」の壁─壁を乗り越えるための5つのステージを知る

  3. セキュリティ

    支払った身代金の平均額は約17万米ドル、復元できた割合は65% - ランサムウェア被害の現実

  4. ビジネスアプリケーション

    DXを妨げる3つの障壁を解消、内製化アプローチとIT基盤構築でDXを実現するベストプラクティス

  5. セキュリティ

    専門家 1264人への調査結果が示す、ランサムウェア攻撃による深刻な被害コストの実態

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]